|
|
|
子どもの自立を高める保育 |
当園保育の2本柱として、平成11年度より「モンテッソーリ教育」の為の環境整備に取り組んでいます。
日本の未来を担うのは子ども達です。この子ども達の可能性を最大限に伸ばすための教育が、モンテッソーリ教育と言えます。
この教育法の根本には、「子どもは、本来その内に自ら成長しようとする“内的生命力”を持っていて、その可能性を伸ばすためには、子ども達の“自由”を最大限に保障しなければならない。」という考えが在ります。 モンテッソーリは、子ども達のために『適切に準備された環境』を整え、『自由な活動』を保障すべきであると主張しています。
つまり、子ども達の誕生の瞬間から出会う“環境”との出会いこそ、子ども達の可能性を伸ばすために重要な物だと言えます。 また、モンテッソーリは、『最適な時期の活動こそ真に子ども達の精神的な糧になる』と述べ、この時期を“敏感期”と名付け、各種の敏感期に対応した教具や教材を開発しました。 このようなモンテッソーリの考えを基に、私たちの園では、第一に、幼児期の心理的特徴である『敏感期』に対応した教具や教材を準備し、子ども達の作業に取り組もうとする意欲を充たし、自己教育力を促すことで、子ども達の“じりつ”のための援助となる環境を整える。
第二に、子ども達の、“自己選択”最大限に尊重し、人間関係の自由としての『縦割りクラス』を取り入れ、保育士は子ども達の成長の“援助者”としての立場を貫くことで、子ども達の自由活動を最大限に保障する。
このことを基本として、子ども達が持つ無限の可能性を最大限に伸ばし、“じりつ”する力を高めていこうと考えています。
|
|
生後2ヶ月でパンツ!! |
赤ちゃんは生まれてすぐから、自分の意志を私たちに伝えようとしています。「おっぱいを飲みたいよ」「暑いよ」「寒いよ」「抱っこしてよ」というのと同じように、「おむつが濡れて気持ちが悪いよ」と泣いたりぐずったりして教えてくれます。
最初は濡れたおむつをすぐにきれいなおむつに交換してあげていると、今度は濡れる前に(排泄する前に)教えてくれるようになります。保育園では布おむつを使っていただきたいと思っています。
ほとんどのお母さんは産後8週目までは赤ちゃんと24時間一緒にいるので、この時期、赤ちゃんの伝えたいことによって泣き方に違いがあることがわかるようになります。
赤ちゃんによっては“排泄したい時”に足をバタバタ動かして教えたり、「フンフン」と声(音)をだして教えてくれる事があります。便の時は、顔を真っ赤にするのでとてもわかりやすいです。
赤ちゃんが教えてくれたときは、オマル(保育園ではチャンバーポット)に抱えてあげると、成功することがあり、成功しなくても「また、おしっこ(うんち)したくなったら教えてね」と声をかけてあげると良いのです。
生後2ヶ月までは、一日に約20回〜25回ほど排泄があります。特におっぱい(ミルク)を飲んで約30分後は確率が高く、成功しやすいです。便は回数が少ない上、わかりやすいのでおしっこよりも早く成功します。
排泄を完成させるためには、生後1〜2ヶ月間、この時期が勝負といって良いでしょう。
排泄がうまくいけば、2ヶ月で目が覚めているときはパンツで過ごせるようになり、6ヶ月で買い物や遠くにお出かけするときもパンツでいけるようになります。10ヶ月では夜もパンツで眠れるようになり、夜中にちゃんと排泄する前に隣に眠っているお母さんを起こして教えてくれるのです。(国際モンテッソーリ教育0−6コースに提出した観察記録有り)
まずは子どもを信じて、パンツで過ごせるように、抱えてあげることが大切です。親子のスキンシップにもなり、その子どもの首の据わり、腰の据わり、身体的発達の手助けになります。愛情をもって接していけば、必ず応えてくれます。
当園では、産休明けの生後6週のお子さんからお預かりし、排泄の練習をしています。そのため、排泄と歩行が完成した0歳児は、1・2歳児混合クラスに進級する制度を取り入れています。
最近は妊婦さんが保育園に勉強に来られて、保育園に預ける前から排泄を練習されるところが増えています。
排泄一つをとっても、最初は生理的欲求から起こりますが、赤ちゃんの気持ちをくみ取って接することにより、子ども自身から“おしっこをしたい”“おむつを替えて”と意思表示をしてくれるのです。
私たちは生まれてすぐから赤ちゃんには意志があると感じています。“まだ早い、まだ出来ない”と思うのと、“もう出来る”と思って接するのでは子どもの成長に大きな違いがあるのです。
さあ、今日からやってみましょう。
|
|